iPhone修理工房Tempo2 千里中央店です。
最近とても多い御相談が突然起動出来なくなるというものです。
お客様のお話では「昨日までは普通に使えていて充電して次の日には起動できなくなっていた」との事で当店にお持ち込みされます。
何故そのようなトラブルが起こるのか?
修理工房目線で解説させて頂きます。
① 充電による基板破損
充電して基盤が破損するの?と思う方がいらっしゃると思います。
そもそも充電している時の端末側の状態は、「電気が流れている状態」です。
電気が流れている状態という事は基盤側にある程度の負荷がかかることになります。
純正の充電ケーブルであれば負荷は軽減されますが…
それでも多少は負荷がかかっている状態になります。
「寝る前に充電しておく」「充電しながら使用する」なんて方も多いと思います
この行為、実は「過充電」に繋がります。
充電したままでいると常に電気が流れている状態になるので基盤に余計な負担が掛かります。
ですが、この症状はすぐに起動不可に繋がる物ではなく…
ダメージの蓄積により発生するので、長く使用している端末ほど起こる確率は上がっていきます。
蓄積された負荷が限界に達すると基盤のチップやコイルを焼きってしまい…最終的に起動できなくなってしまいます。
当店で御相談を受けた起動不可になった機種はiPhone6~iPhone8
iPhone6~7の機種でこの症状が起こっています。
どれも購入してから3年以上経過している端末なので、恐らくダメージの蓄積によって起動不可になったものと推定されます。
充電が100%になったら充電ケーブルを抜いて使いましょう!
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